- 2021/02/20
- スタッフブログ
お子さんのお口、ポカンと開いていませんか??
こんにちは
歯科衛生士の浦山です。
突然ですが、お子さんの口元がこのようになっていることはありませんか??
お口がぽかーーん。
・勉強をしているとき
・ゲームをしているとき
・テレビを観ているとき
・絵本や漫画を読んでいるとき
もしかしたら
口呼吸になっているかもしれません(>_<)
口呼吸のセルフチェック
☑気が付くといつも口が開いている
☑鼻が詰まりやすい
☑口が乾きやすい
☑イビキをかきやすい
☑口を閉じると苦しく感じる
☑風邪をひきやすい
☑朝、起きた時に喉がカラカラになる
☑口臭が気になる
口呼吸の悪影響
1.虫歯や歯周病になりやすくなる
口呼吸の子はいつも口が開いているため、お口の中が乾燥します。
歯は、唾液によって常にミネラルを供給され初期虫歯を治しています。
唾液が行き届かないと虫歯のリスクは高くなります。また、口呼吸で歯ぐきが乾燥してしまうと歯ぐきが腫れたり赤くなりやすく、歯周病にもなりやすくなってしまいます。
2.歯に着色が付きやすくなる
歯の表面は唾液で濡れていることによって汚れが付きにくくなっています。
お口の中が乾燥することにより、汚れがこびりついてしまい、歯ブラシだけではなかなか落とせなくなってしまいます。
3.口臭が強くなる
口臭の原因は口の中の細菌です。口呼吸によって唾液量が減ると、細菌が増えて口臭が強くなります。
4.歯列不正になりやすい
本来、舌の位置は上顎に吸い付いています。舌の力によって上顎は広げられます。
口呼吸の子は呼吸のために舌を下げて呼吸をするため上顎がしっかり広げられず、狭くなる為さまざまな歯列不正の原因となります。
5.睡眠時無呼吸症候群になりやすい
口呼吸の子は口で呼吸しやすいように舌が後方にあります。寝ているときに力が抜け、より後方に落ちてしまい気道を塞ぎ、睡眠時無呼吸症候群になります。
6.顔貌が変わる
口呼吸の子は鼻や上唇周辺の筋肉が使われないため筋肉がたるみ、ボケっとした顔つきになってしまいます。
7.風邪をひきやすい・アレルギー体質になりやすい
鼻呼吸では呼吸の際、鼻毛や鼻の中のフィルターを通って細菌を減らすことができます。
口呼吸では、乾燥した空気(ウイルス・アレルゲン)が直接、気管に送られるために風邪をひきやすく、慢性的なアレルギー体質にもなりやすいです。
このように、口呼吸による悪影響はたくさんあります(>_<)
また、最近はどこに行くにもマスクをつける生活です。
マスクをつけていると呼吸がしにくいため、さらに口呼吸になりやすくなってしまいます。
次回は、そんな口呼吸を鼻呼吸に変える方法をお話ししたいと思いますのでお楽しみに♪
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