2021/03/03
スタッフブログ

鼻呼吸で元気な体!キレイな歯並び!

こんにちは

歯科衛生士の浦山です。

前回は、口呼吸をすることで起こる様々な悪影響について、お話しさせていただきました。
今回は口呼吸から鼻呼吸に変える方法をお伝えします!!

前回、お子さんの口元…こんな口元になっていませんか??
と出した写真、実は私の息子、10歳の次男です(゜o゜)

ふと、ソファーに座っている息子の口元を見たら、お口がぽかーーん…

どうにかしなきゃ!!と現在、親子で鼻呼吸に変えるべく頑張っています♪

鼻呼吸に変える方法

1.鼻炎等で100%口呼吸の場合は耳鼻科に行く
完全に鼻で呼吸ができない子は、まず耳鼻科での治療が必要です。
アレルギー性鼻炎・蓄膿症などの治療を行いある程度、鼻の通りをよくする必要があります。

2.トレーナーをつけ、下顎や舌の位置・口唇力をつける
トレーナーを使って下顎の位置や、低い位置にある舌を理想的な位置に誘導できます。
正しい嚥下を身につけ、過緊張や、弛緩している口腔周囲筋を正しいバランスにすることが目的です。
日中1時間と夜寝るときに使用します。

3.多少苦しくても鼻で呼吸し、鼻の機能を活性化させる
鼻呼吸が多少できるようなら、無理してでも鼻呼吸を行います。
始めは鼻呼吸の割合が10%程度でも意識して行うと鼻呼吸の割合は増えていきます。
鼻呼吸が難しいうちは上咽頭洗浄液ミサトールや、鼻腔を広げるテープなどもおススメです。

4.悪い姿勢を改善させる
口呼吸の子は、低位舌の子です。
口呼吸の子は、お口ぽかんの子です。
どちらも姿勢から大きな影響をうけています。猫背の子は下顎や舌が後方・下方に引っ張られてしまうからです。
姿勢からアプローチすることも重要です。

正しい姿勢のためには、まず足下です!!
正しい靴を選び、足指を使えるようにしましょう。
次に、全身をつかった運動です。
左右均等に同調の動きができる運動が理想的です。
例えば、縄跳びやバランスボールで体幹を鍛えたり♪

逆に、長時間同じ姿勢をとり続けるゲームやスマホなどは姿勢に悪影響を及ぼします。
子供の頸椎の強い前弯・ストレートネック(スマホ首)が年々、増えています。

5.姿勢改善と一緒に口の周りの筋肉をトレーニングするMFT
口呼吸の子は口の周り・舌の筋力が弱い子が多いです。
口腔筋機能療法(Oral Myofunction Therapy,=MFT)とは、舌や口の周りの筋力を正しく使えるように練習することです。
いろいろなトレーニング方法があるので、当院では歯科衛生士と一緒に楽しく歯医者さんの習い事のようにお子さんと取り組んでいます♪

鼻呼吸にする方法は、今後もさらに詳しくブログに書いていきますのでチェックしてみてください♪

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